団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

余震(東日本大震災)

2011-04-12 21:30:42 | 社会
                   余震(東日本大震災)

                                         2011年4月12日(火)

 緊急地震速報を聞いたのは、車を運転している最中でした。
 どういうシステムか良く知らないのですが、僅かな揺れでも感知して速報として流すのでしょう。暫くしてから、各地の震度が報道されました。
 即、国民に事実を周知するシステムとして、素晴らしいものです。



 今、日本の最大の関心事は、福島の原発です。
 ここに何故震度計を設置しないのでしょう。
 勿論、原発に震度計を設置していることは、私も重々承知していますが、私が言っているのは、気象庁の震度計のことです。原発現場での震度が直ちに国民に分かることになります。これくらい、安心なことはありません。



 政府や東電のバイアスのかかった説明では、不安を感じるだけです。
 「直ちに健康に影響を与えることはありません。」とは一体どういうことなのでしょう。
 私達が知りたいのは、どういう条件であれば、健康被害があるのか、ということです。


 原発現場の作業員の放射線被曝腺量の基準が「非常時」だということで、引き上げられたのも、全く理解できないことです。
 国民に対しても、「非常時」であれば、引き上げるのですか?
 私は、政府の説明が100%問題があるとは思ってはいませんが、100%信じると大変なことになると思います。



 そういうことで、私が知りたいのは「生」の情報です。
 原発現場に、カメラを設置して、TVで中継してもらいたいものです。NHK及び民放が日替わりに順番で朝から晩まで福島原発の生ニュースを流しもらいたいです。



 東電も本社ではなく、福島原発の現場から情報を発信してもらいたいものです。
 余震の影響で一番知りたかったのは、福島第一の冷却が中断されていないかどうかということでした。余震が2時7分で、東電が異常がない旨の記者会見をしたのは約30分経ってからでした。
 現場では、もっと早い時点で把握していたはずです。(余談ですが、東電の担当者は福島第二の方から説明するという混乱振りでした。焦点の第一から説明すべきでしょう。)



 万一の際は、一刻一秒を争う場合があります。
 情報源から直ちに情報を発信するシステムが必要だと思います。






 妻が、従姉妹の息子へ頼んで入手した水のペットボトルです。
 東京在の我が息子が昨月第一子を設けたのですが、東京ではペットボトルの入手が困難だということで、宅急便で送りました。ペットボトルは「タダ」だったのですが、送料は6本入箱で1200円程度でした。



 帰道、ジャスコへ行くと、ペットボトルは2ℓで98円!




 納豆売りコーナーへ行くと、このような張り紙が・・。
 私が、東北産の物がどうして無いのですか?と尋ねると、スタッフは、入荷しないんです、と言いました。

 どうして、国が安全を確認して、その証のシールか何かを貼付して市場に送らないのでしょうか?残れば、全て政府が買い取れば良いのです。


 被災農家の人々が一番望んでいるのは、「補償」ではなくて、自分達が作ったものを消費者に受け入れてもらいたいということだと思います。










 


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